FELICE WEDDING

ウェディング・コーディネーターへの道


2017年1月31日 | category by FELICE BLOG, コーディネーターのつぶやき


こんにちは。
フェリーチェ・ウェディングの河田です。

今日は私がこのお仕事を始めたきっかけなどをお話ししようかなと思います。

このブログでもお話ししたことがありますが、私はその昔(もう20年以上前のことです!)
日本でフリーのウェディングフォトグラファーの仕事をしていました。
その経歴から、とある日本の海外挙式オーガナイズの会社からの依頼で、
フィレンツェでの挙式を始めたいのだけどお手伝いいただけないか
ということで始めたのがきっかけでした。

その頃はその会社の希望通り、日本サイドで求められているものを探して、
会場とコンタクトを取り、いらっしゃったお客様のアテンドをする
というのが私の仕事でした。

ただ日本の会社から出されるリクエストはなぜか毎回同じ。
限られた挙式場で毎回同じ飾り付け、毎回同じ雰囲気の中、
まるで流れ作業のように行われるいつも同じサイクルの挙式。
まるで決められた形式があるように(実際あったのでしょうね)、
型にはめられたパック挙式と言っても過言ではありませんでした。
お客様は全てを私に任せっきりの状態で、どこでどんな挙式になるのかも
全くわからないままいらしているような、そんな雰囲気でした。

そんな挙式を見ていて、ずっと違和感を持ち続けていた私。
結婚式ってこんなものかなぁ?
自分たちの結婚式がどのように行われるかもわからないままで、
不安ではないのかしら?
それにイタリアにはもっと素敵なところがいっぱいあるのに、
それを私からお客様に伝えることもできない。。。
とずっと「?」だらけでした。

結婚式は二人が初めてする共同作業です。
だからこそ、お二人にあったテイストで、自分達らしさを出して欲しい。
一生に一度の大切な一日。思う存分好きなことで埋め尽くして欲しい。
イタリアには素敵な場所がたくさんあります。
楽しいこと、美味しいもの、日本では体験できないことがたくさんあります。
せっかく遠いイタリアまでいらっしゃるのだから、
挙式に限らずにいろいろなことを体験して欲しい。
より良いイタリアを知ってほしい。
とずっと思っていました。

でも、日本での代理店を通すとそれはなかなか難しいことなのです。
その会社の人が私が知っている全てのことを経験して
実際に見ている訳ではないのですから、
全てを細かくお客様に伝えることは難しいですし、
お客様も現地のコーディネーターに希望を伝えるのに誰かが間に入っていたら、
気持ちがうまく伝わるはずがありません。
だから、失敗のないように、はじめから決められた形を作って、
それにそったパッケージタイプの挙式だけをしていく、
それも無理のないことではあるのです。

そんな時ある友人の紹介で、その方のご友人がフィレンツェでの挙式を
希望されているのだけど、コーディネートをしてもらえないか
というオファーがありました。
友人は挙式に関しては全く経験がなかったので、
私にお客さまと直接お話ししてくださいとのことでご連絡させていただくことに。
そこで初めて、お客様と直接メールでのやり取りをさせていただくことになりました。
そのお二人は初めから明確なコンセプトがあり、そしてイタリアについても
よくお調べになっていたようで、たくさんのリクエストがありました。
その数あるリクエストを伺って私の中で全体をまとめて
雰囲気を少しずつ形作って行くと、お二人のご希望されているスタイルが
だんだん明確に私の中でイメージとして入ってきたのです。
そして、こちらからも細かく提案させていただくと、
「まさしくそんな感じです~!」と。
その時の喜びと言ったら。
多分お客様よりもわたしの方がずっと嬉しかったと思います。笑
その時の挙式はお二人にもそしてゲストの方にもとても喜んでいただき、
「本当にこんな挙式がしたかった、の全てを叶えていただきました。
ありがとうございました。」とおっしゃっていただいたときは、
涙が出るほど嬉しかったのを今でも覚えています。

そして、このときの挙式で、私が本当にしたかったのは(お客様にして欲しかったのは)
こういう挙式だったんだ、と気づきました。
お客様とダイレクトにコンタクトを取って、
カップルそれぞれの希望に添ったお式を作るお手伝い。
日本のかたにもっともっとイタリアのことを知ってもらい、
もっとイタリアを好きになってもらいたい。
そんな想いから、フリーランスでコーディネートを始めることになりました。

今までにたくさんのカップルの笑顔に巡り会うことができました。
人が喜ばれている姿を見るのって、やはり嬉しいものですよね。
この仕事を通して、癒されているのはいつも私のほうだな~、と思っています。
いつも素敵なカップルのお二人の笑顔に出会えることが、何よりの楽しみです。

 

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