フィレンツェ中心地から車で20分ほど。田園風景に囲まれた静かな場所にひっそりと佇むこの礼拝堂は、1300年代に建てられた歴史あるゴシック様式の建造物です。礼拝堂内部はドーム型の天井や壁一面にこの礼拝堂の守護聖人聖カテリーナの生涯を綴ったフレスコ画が青いラピスラリ色で描かれ、青いバージンロードとともに神秘的な雰囲気の中で挙式が執り行われます。祭壇の一部は現在フィレンツェのウッフィッツィ美術館に所蔵されているほど、その芸術的な価値は他に類を見ません。
挙式はバンニョ・ア・リポリ市長または市長代理により、イタリアの法に従い厳かに執り行われます。ご帰国後市発行の結婚証明書を添えて婚姻届を提出されると、戸籍には「イタリア共和国方式により婚姻」と記載されます。